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iPhoneで動画の一部にモザイクやぼかしをかける方法

執筆:Efficient Compute LTD(Talkの開発元) · 更新日:

写真アプリでもiMovieでも、動画の一部にモザイクやぼかしをかけることはできません。しかも、クリップの最初から最後までじっとしているものはほとんどないので、隠す対象を追いかけてくれる編集アプリが必要です。Talkなら無料でできます。クリップを選んでMasking → Tap to Blurを開き、隠したいもの(顔、ナンバープレート、画面、住所など)が映っている場面で一時停止して、そこをタップします。Talkはタップしたものを判別してiPhone上でクリップ全体にわたって追跡し、Blur(ぼかし)、Pixelate(モザイク)、Black Out(黒塗り)のいずれかで、プレビューでも書き出した動画でも隠します。途中で見失っても、もう一度タップすれば続きを追跡します。

Talkを無料でダウンロード Tap to Blurは無料 · iPhone上で処理 · 透かしなし

Talkのメニューは英語のため、このページではアプリに表示されるとおりの名前で記しています。

手順

  1. Tap to Blurを開く クリップを選び、Maskingを開いてTap to Blurを選び、続けてTap on the Videoをタップします。隠す領域はクリップごとに設定されるので、3つのクリップに映っているものは、それぞれのクリップでタップします。
  2. はっきり映る場面で止めてタップする 画面に入ってくる途中のフレームやブレているフレームではなく、くっきりと全体が映っているフレームを選びます。Talkはタップしたものが何かを判断します。顔、ナンバープレートや看板、画面のような1行のテキスト、物、そのどれでもなければ指の周りの範囲です。追跡している間は、「Following it…」の数字が増えていきます。
  3. Blur、Pixelate、Black Outから選ぶ 顔や背景にはBlurやPixelateが向いています。ナンバープレート、口座番号、画面に映ったパスワードなど、読まれてはいけないものにはBlack Outを選びます(理由は後述)。
  4. どこで見失ったかを確認する 一覧の各領域には、「Followed for the whole clip」(クリップ全体を追跡)、「Followed from 2 s to 9 s」(2秒から9秒まで追跡)、「Hidden in place for the whole clip」(クリップ全体で同じ位置を隠す)のいずれかが表示されます。追跡が止まった場合も、その時点までは隠れています。その位置まで移動して、まだ見えていればもう一度タップすると、新しい領域が続きを引き継ぎます。
  5. 書き出す 隠した部分は、書き出した動画でも隠れたままです。領域はそれぞれ1回の操作として取り消すことができ、プロジェクトと一緒に保存されます。無料版でも透かし(ウォーターマーク)なしの1080pで書き出せます。

追跡できるもの、確認すべきところ

文字(ナンバープレート、看板、画面) 1行のテキストとして認識し、車や紙、カメラが動いても追跡します。横向きになるフレームや、何かの後ろを通るフレームを確認してください。追跡はそこで終わります。
顔 頭が動いても追跡します。クリップ内のすべての顔を一度に隠すならFace Blurを使います。Tap to Blurは特定の1人の顔や、Face Blurが検出できなかった顔に使います。
物 Tシャツのロゴ、荷物の伝票、IDカードなど、背景に対して輪郭がはっきりしているもの。
範囲 タップしたものが上のどれでもない場合、Talkは指の周りの円形の範囲を隠し、その部分の映像を追跡します。
追跡できない場合 タップした位置で、クリップ全体を通して隠されます。三脚で撮った映像ならそれで問題ありませんが、カメラが動く映像ではうまくいかないので、クリップを最後まで見て確認してください。

領域は画面ではなく映像に固定されます。クリップをトリミング、分割、速度変更、逆再生、左右反転したり、9:16にリフレームしたりしても、隠した部分は同じ場所で隠れたままです。タイムラインのサムネイル、プロジェクトのカバー画像、そのクリップからAI Videoに送るものでも隠されます。

Blur、Pixelate、Black Outの使い分け

読めないように見えるぼかしでも、復元できないとは限りません。モザイクをかけると、文字の各ブロックはその部分の平均色になります。同じフォント・同じサイズなら平均の取られ方は常に同じなので、候補の文字を当てはめてブロックが一致するまで試すことで、モザイクのかかった文字が復元されたことは一度ではありません。ぼかしのほうが漏れる情報は少ないものの、弱いぼかしなら、どんなナンバーや名前かの見当がつく人には読めてしまうことがあります。

Black Out(黒塗り) 復元できる情報が何も残りません。ナンバープレート、口座番号やカード番号、住所、パスワード、書類に使います。
Pixelate(モザイク) 意図して匿名化していることが一目で伝わります。顔やロゴには使えますが、短い文字には向きません。
Blur(ぼかし) 画面上の印象がいちばん柔らかく、確実さより見た目を重視したい顔や背景の細部に向いています。

iPhoneで動画の一部にモザイクをかける方法の比較

アプリ ぼかしの追従方法 無料版 備考
Talk 一度タップすれば、iPhone上で追跡 あり(透かしなし、1080p) Blur、Pixelate、Black Outから選択。顔の自動ぼかしも可能。多機能な動画編集アプリ
CapCut 手作業:ぼかしたクリップの複製、反転したマスク、自分で動かすキーフレーム あり マスクの追跡はCapCutのデスクトップ版の機能
Blur-Video 楕円や長方形を手動でタイミング設定。物体の追跡はPro版 広告あり ぼかし専用アプリ
FaceHider 自動追跡と物体の追跡はPro版 透かしあり、標準画質 iPhone上で処理。撮影中のカメラ映像をリアルタイムでぼかす機能も
写真アプリとiMovie ぼかしツールなし 標準搭載 —

制限や価格は2026年10月時点の各アプリのApp Storeページに基づくもので、頻繁に変わります。無料版を当てにする前に、App Storeの最新のページを確認してください。

よくある質問

アプリなしでiPhoneの動画の一部にモザイクをかけられますか?

できません。写真アプリにもiMovieにも、動画の一部にモザイクやぼかしをかけるツールはありません。一部の範囲をぼかし、隠す対象の動きに合わせてその範囲を動かせる編集アプリが必要です。たとえば、無料でこれができるTalkや、キーフレームを使って手作業でぼかしを動かすCapCutがあります。

iPhoneで動画のナンバープレートにモザイクをかけるには?

Talkで、Maskingを開いてTap to Blurを選び、ナンバープレートがはっきり映る場面で一時停止してタップします。Talkはそれを1行のテキストとして認識し、車やカメラが動いても追跡します。BlurではなくBlack Outを選び、車が曲がる場面や何かの後ろを通る場面を確認してください。

モザイクやぼかしは、動くものに追従しますか?

Talkなら追従します。AppleのVisionフレームワークを使い、タップしたものをiPhone上でクリップ全体にわたって追跡します。途中で見失った場合も、その時点までは隠れたままで、どこで止まったかが一覧に表示されます。まだ見えている場所でタップすれば、領域が追加されます。まったく追跡できないものは、タップした位置でクリップ全体を通して隠されます。

文字にモザイクやぼかしをかければ安全ですか?

必ずしも安全ではありません。モザイクをかけた文字がソフトウェアで復元されたことは、一度ではありません。モザイク化した文字は、予測できるパターンになるからです。ナンバープレート、口座番号、住所、パスワードには、復元できる情報が何も残らないBlack Outを使ってください。

Talkはモザイク処理のために動画をアップロードしますか?

いいえ。タップしたものの検出と追跡はiPhone上で行われ、ぼかしの描画もそこで行われます。あとでそのクリップをAI Videoに送る場合も、隠した部分は送信されるデータの中でも隠れたままです。Face Blurがオンなら、顔も隠されます。

Tap to Blurは無料ですか?

はい。Face Blurと同じく、Talkの無料版でもProでも使えます。Talk 2.5以降が必要です。無料版でも透かしなしの1080pで書き出せます。

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